忍者ブログ

ししるいるい

語感の割に悲惨な意味合いを持つ。

[PR]

2024/05/02(Thu)02:03

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

別に本ばっかり読んでるわけじゃないんですよ。

2008/06/30(Mon)17:31

木洩れ日に泳ぐ魚 木洩れ日に泳ぐ魚
(2007/07)
恩田 陸

商品詳細を見る


できれば一気に読んでしまいたい作品。


引っ越しの支度が終わった一組の男女。
朝が来たら別々の道を行く二人が最後の晩、一枚の写真と一人の男について語り合うお話です。


多分女性って強いよね! それに比べて男は馬鹿! っていう趣旨なんじゃないかな。

序盤の先がどうなるのか全く読めないはらはら感と謎が解けていく中盤は素晴らしかった。
その盛り上がりに反して終盤はぐだぐだ終わった感じ。
ネタバレになるけど、つまり何かもう「興味ねぇよ」という感じがひしひし伝わってきた。

もちろんあれは意図的な演出なんでしょう。いわゆる「それに比べて男は馬鹿!」っていう部分。

多分乙一氏だったらもう一つどんでん返しを入れるのだろうけれど
物足りなさは感じませんでした。

あんなに少ない登場人物でここまで話を膨らませられるというのは流石プロ。


そろそろ自分もがんばらなくては。
PR

No.101|読んだ本Comment(0)Trackback()

Comment

Comment Write
Name
Title
Mail
URL

Pass Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 

Trackback

URL :